セルフラブ

セルフラブは深い。心の闇との向き合い方|過去生のカルマ編

セルフラブの一歩踏み込んだ領域「心の闇と過去生のカルマからの影響」について。インスタで人気のあるインフルエンサーのなつさん(@_natsurose_)のセルフラブウェビナーでコラボ対談をさせていただいた時にも触れた内容。前回の投稿「インナーチャイルド編」の続きです。今、多くの方が感じていることを、実体験を交えて語ります。

セルフラブって何?っていう方はこちらの記事を最初に読んでね。

過去生と潜在意識

「過去生」を思い出すなんて、なんだか特別な人の話で、自分には縁のないことだと思っていたんですが。ヒーラーとして様々な方にエネルギー伝授やヒーリングをしているうちに、今、自分も含め多くの方が過去生を思い出し、本来の自分に戻る流れの中にいることに気がつきました。

私たちの無意識の領域、潜在意識に過去生の記憶はあります。インナーチャイルドも同じく潜在意識にあり、実はこの二つ、密接に関係していたんです。

潜在意識はお腹にある

私たちの潜在意識はお腹から(女性の場合は)子宮にかけて存在します。「腹が立つ、腹わたが煮えくり返る、腹黒い」など怒りを表す言葉にお腹が多いことでもわかるように。人間は感情やストレスを内蔵に溜め込んでしまい、ひどい場合は気が病んだり、病気になってしまいます。

ヒーリングなどのエネルギーワークでは、身体の中にある潜在意識も含めたエネルギーポイントを浄化していくうちに、ネガティブなエネルギーが浄化されていきます。その際、一時的にインナーチャイルドを感じやすい状態になるんです。

多くの場合は感情とともに忘れていた過去の記憶が蘇ってきたりします。はじめはインナーチャイルドが、インナーチャイルドの浄化が終わりに差し掛かる頃から、過去生の記憶や感情が出始めます。

過去生の記憶から読み解く今世の課題

私はヒーリングを学び、瞑想や自己ヒーリングをしていた修行期間の数年間に、自分自身の浄化が深まるにつれ、過去生のカルマの手放しとも言える体験をしています。

自分自身の過去生を体感する時、内側からこみ上げる感情的なエネルギーに支配される感覚を持ちます。それは突然何者かに、思考や感情を乗っ取られたかのように強烈で。自分の意識を持って行かれるくらい、過去生の感情に引っ張られたり、振り回されたりしていました。

その時期ソウルメイトと呼ばれる、過去生で家族や友人だった人が数人側にいたんですが。そんな時ほどその方たちとのカルマが出てきてしんどい思いをしていました。これも、過去生の浄化が深まるプロセスで。

まずは「自分を愛すること」が人生の課題

どういう訳か、これまでの転生の記憶は女性ばかり。一つ一つの過去生を見ていくと、どうやら私は愛に対する持ち越しの学びを抱えているようでした。

例えば共に暮らす夫に対して、心が通う感覚を持てず愛に飢えた主婦だった時。夫婦の会話の少なさに寂しさを抱えたまま亡くなったようで。自己愛や自己肯定感の欠落した、おそらく中世ヨーロッパの中産階級の女性の感情と記憶が出て来ました。「ただ、愛し愛されたかった」という思いが切ない。

他にもはこんなパターンも。「パパは私を愛してくれない」という、父親に対する根深い思いを抱えた少女。成人することなく亡くなったんでしょうか。この少女が抱える悲しみは、いつまでも私の潜在意識にしつこく留まり、手放しになんと8が月かかりました。

このように、いくつかの過去生から視えてきた魂の課題は愛の学び。今世では、まずは「自分を愛すること」が魂の課題の一つだと気がついたんです。そして、これはこの時代の地球に生きる多くの人にも当てはまること。

過去生のカルマは今世にも影響している

私は4歳の時から「私は誰にも愛されない」という強い思い込みを持っていました。保育園でお迎えの時間になると、毎日欠かさず3時45分に「私、捨てられたんだ。お母さんが迎えに来ない」といって号泣する子供だったんです。なぜかお腹の奥から悲しみがこみ上げて来て、毎日親に捨てられたと泣いていました。

先日、自身の魂の領域のエネルギーを視ていた時。子供の頃から覚えのある懐かしいエネルギーを感じることが。それが過去生からの悲しみのエネルギーだということに気がついたんです。

「パパは私を愛してくれない」という過去生からの強い思いを、今世でも実の父親に対して感じていて。それは30代前半まで続いていました。

そして今世で自分が抱えている思考癖や思い込み、感情は潜在意識上に存在する過去生のカルマの影響を強く受けているようです。

私たちは祖先から引き継いだものを抱えている

過去生のカルマの他に、もう一つ重要なこと。それは私たちは祖先からの影響をDNAレベルでも、エネルギーレベルでも受け継いでいます。

子供は物心着くまでは親の価値観が世界の全て。そして、幼少期に形成された価値観をベースに大人になっていきます。

親にもまた親がおり、たどって行くと祖先からのカルマの影響を私たちはエネルギーレベルで潜在意識上に抱えています。

私の母は自己肯定感が低く、「私は何も取り柄がない」が口癖で。生きることに対して不安感を抱いている人でした。その昔、母が高校の入学試験を受けようとしたところ、「お前は高校に受からないかもしれないね」と祖母が心配し、受験させて貰えなかったのです。親に信頼されなかった事が、大人になっても心に残っているようでした。

祖母は女癖の悪い祖父と結婚と離婚を繰り返すような人。最後は愛人と旅行にいった祖父に嫉妬し、当てつけで自殺してしまいました。ちなみに母方の親族全員が離婚暦あり。

このように祖先からの影響を視ていくと、やはり自己愛を深めることが大切で。今世では祖先のカルマも癒しながら、愛の学びをしているようです。

今、自分の魂を癒すタイミング

ここ数年でセルフラブが世界的なムーブメントになっているように、地球レベルで多くの人々が、本来の自分自身に戻る大きな流れの中にいます。

まずは本来の自分自身でない価値観や思考、エネルギーに気づいていくこと。他人や社会からの影響に翻弄されないこと。過去の自分を癒すことが大切になってきます。

自分の深い領域から出てくるものをしっかりと感じること。感じることで魂は癒されます。そして、感情を感じきることで不要になった思い込みやエネルギーは手放せるから。

自分自身のインナーチャイルドをはじめ、過去生や祖先から受け継いだカルマを手放す時期にいる方もおられるでしょう。どんなに辛い感情が出てきても大丈夫。それらは必ず手放すことが出来るもの。私たちは皆、本来の自分自身に戻る魂の旅を楽しんでいるのですから。

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