バリ島からこんにちは。ヒーラーのサヤです。私は一年のうち数ヶ月間をバリ島にいるレイキマスターの元でヨガや瞑想の修行をしています。今日は修行法の一つである聖なる断食瞑想（モノブラタ）をご紹介します。
断食瞑想「モノブラタ」とは、バリヒンドゥー教の修行法のひとつ。モノブラタを行っている間は食事はもちろん水さえも口に出来ません。人と目を合わせるのも会話をするのも音を出すこともダメ！PCやスマホなどデジタル機器の使用もNG。頭を使って考えることもしてはいけません。つまり、何もしない。
ただの断食瞑想と違うのはモノブラタは開始直後に高次元と繋がる回路を開けてその莫大なエネルギーを体内に流し続けるということ。それによりモノブラタを終えた後は体内エネルギーが丸ごと新しいエネルギーに入れ替わります。これは普段職業として占いやヒーリング、スピリチュアルカウンセリングなどを行っているプロの方々の浄化にもオススメ。
ここではレイキマスターのワヤン メジャとアセンデットマスターのガイドの元に「モノブラタ」が行われます。アセンデットマスターとはアセンション（次元上昇）を果たした高次元の存在達の事。私たちのサポートをしてくれています。
モノブラタはバリ暦にしたがって行われます。ワヤン氏は私のために最良の日を選んでくれました。バリヒンドゥー教の根づいたこの島のバリ人はバリ暦でエネルギーの良い日（新月や満月など）に従って宗教行事を行ったり生活をしているようです。
この時私は前日から断食瞑想を始め、24時間水も飲んでいませんでした。もう喉はカラッから。私の身体はすでに限界だったのでしょう。ワヤン氏はこの日私が「モノブラタ」を行うのに良い顔をしませんでした。修行を行う準備がまだ整っていないと感じたようです。バリヒンドゥー教のこの修行は断食をし水も飲んではいけない規律があります。そしてその規律は絶対。私は無宗教ですがワヤン氏から学ぶ以上、彼の宗教観に従います。
そんな時、アセンデットマスターから助け船が！アセンデットマスターは私の魂と精神は準備が出来ているけど身体の準備がまだ整っていないと言います。24時間水飲んでませんからね。この時。
特例として今回は水を飲みながら「モノブラタ」を行うようにと言ってくれました。ありがとう！アセンデットマスターがそう言うなら・・・とワヤン氏も納得。ああ、彼らはちゃんと見ていてくれるんだなあとなんだか嬉しくなります。
午前0時になるとワヤン氏は上の階にある瞑想室に行き、祈り始めました。私は自室のベッドに横たわり目を閉じ瞑想を始めました。すると突然、登頂から力強いエネルギーが滝のように流れて来ました。あまりのエネルギーの強さに何もしないというよりも、もはや何も出来ません。
坐禅を組んで瞑想をする気にもなれず、そのままエネルギーの流れに身を任せてそれをただ感じていました。マインドも使えません。もう何も考えられない。その日はそのまま眠りにつきました。
次の日目が覚めると不思議と空腹感は感じません。むしろエネルギーで満たされて心地よいほど。内臓を休めることが出来て身体が喜んでいるのを感じます。その日はただゆっくりとベッドに横になって過ごしました。
夕方5時になると私は誰にも会わないよう、こっそりと上の階の瞑想室に行き祈りました。高次の存在たちにモノブラタのサポートに対するお礼を言って終了です。しかし、終了の祈りと共にエネルギーの流れが止まるなんてことはなく。
モノブラタの終了する時刻にワヤン氏が様子を見にきてくれました。テーブルにはココナッツジュースが！ココナッツジュースは体内に浸透するのが早く、点滴と同じ役割を果たすほど体にいいんです。ココナッツジュースが身体中にしみわたっいくのを感じながら断食をやり遂げた満足感に浸ります。
モノブラタが終わった後も高次からのエネルギーは翌朝まで流れ続けていました。そしてスマホを使うとなんだかめまいが。その日は電磁波が普段よりも強烈に感じられてPC作業などは一切出来ませんでした。私が今まで気づかなかっただけで電磁波が身体に負担をかけていたのかもしれません。
翌日起き上がると頭はスッキリ。それは全身のエネルギーが丸ごと入れ替わったような感覚でした。身体は軽く、インスピレーションやアイデアがどんどん溢れて来ます。普段マインドの雑念がどれほどインスピレーションを遮っているのか痛感します。内臓を休めたせいか肌の透明感も増し内側から輝いているようでした。
普段ストレスをためている方や運気が落ち気味の方は試してみてはいかがでしょうか。占い師やプロのヒーラーさんたちにもおすすめ。超強力な浄化体験が出来ますよ。こんなスピリチュアルなバリ島体験もいいかもしれませんね。