ワヤン・メジャ
こんにちは！ヒーラーのサヤです。神々の島バリ島は島全体がパワースポット。そんなバリ島には多くのバリアンやヒーラーがいます。
スピリチュアルな事に興味のあるあなた、バリ島でヒーリングを受けてみたいけど、どんな感じか知りたいな・・・そんなあなたは読んでみて。
以前「ジェナナクンダリーニレイキ」のヒーリングをバリ島ウブドで受けた時の事を書いていこうと思います。
レイキヒーリングは最近バリ島のスパで人気のエネルギー療法です。マッサージなどのボディヒーリングとも違います。精神的に深い領域から浄化され、心身ともに癒されるのではないでしょうか。
今回、私が受けた「ジェナナクンダリーニレイキ」はバリ島のクンダリーニレイキマスター・ワヤン氏に宇宙の源のエネルギーがもたらされ高次元の存在と共に創られた現代レイキです。従来のクンダリーニレイキエネルギーよりもさらに優しくパワフルに働きます。
宇宙のエネルギーを利用する自然療法。海外ではレイキは補完医療であり代替療法の一つとしてみなされています。起源は諸説ありますが、19世紀の終わりに日本の臼井甕男（うすいみかお1865年～1926年）氏が京都の鞍馬山に登り21日間瞑想断食を行った時に「再発見」しました。
その後レイキは海外に広まり様々な流派ができ、今日ではレイキ実践者は120か国、500万人以上と言われています。
20歳の時、初めて一人旅をした場所がバリ島でした。この島にすっかり魅了された私は以来数え切れないほどバリを訪れる事に。そして数年前、バリ島ウブドでバリ人のヒーラーにヒーリングを受けたんです。
その方がレイキマスターのワヤン氏。
当時、海外でゲストハウスを運営していたものの、経営に失敗し無一文に。自殺も考えるほどの精神状態でした。
オーラは黒く、ネガティブなエネルギー満載でプロのヒーラーのワヤン氏でさえヒーリング中に具合が悪くなるほどだったとか。
彼の波動は圧倒的に高く、女性のように繊細で優しいエネルギーの持ち主。そのエネルギーは魂の領域にまで作用します。
レイキヒーリングはバリ島のサヌールで以前何度かしてもらったことがありました。男性的でパワフルなエネルギーを持つ有名なヒーラーさんでしたが、その方ともまた違うエネルギーを感じました。
ヒーリングが始まると、幼稚園の時にお友達に言われた言葉や中学時代に親友にされた事・・・子供の頃から感じてきた「心の痛み」の記憶がどんどんよみがえります。胸のあたりがぎゅうっと痛くなり、涙が溢れてきました。
私たちの多くは「トラウマ」を抱え、普段はそれを気にする事無く生きています。私なんて今日までほとんど忘れていました (笑）でもたった一つの「トラウマ」が人生に与えるネガティブな影響は大きく「トラウマ」が新しい「トラウマ」を雪だるま式に作ってしまう事も。
私の母は静けさを好む人で、子供の頃は声を出すとよく怒られました。話しかけるのも泣くのも歌うのもダメ。周りの大人たちは人形のように音を出さず、じっと動かない私を見ては褒めてくれました。
「いつも静かにしてていい子ね〜」って。
いつしか私は自分の声を忘れてしまいました。学校でも口数少なく笑わない子供。友達もなかなか出来ません。「声を出すとお母さんに怒られる」というトラウマが私の心を深く閉ざして、人とコミュニケーションをとることが出来なくなっていたんです。
そして私が持つ「コミュニケーションの苦手意識」は雪だるま式に「トラウマ」を作り続けるのでした。怖っ！！！
私は15歳で家を出ました。高校からは一人暮らし。以来15年間ほとんど実家に寄り付かず、家族と距離を取っていました。こういった幼少期のトラウマが心の奥にずっとあったのかもしれません。
今では親とのわだかまりもなくなりとても仲良くしています。母親とは一緒にバリ島旅行をするくらいです。
彼のヒーリングセッションが終わると、息も出来ないほど涙がこみ上げてきて落ち着くまで時間がかかりました。マスカラがドロドロでアイメイクをしてきた事に激しく後悔。女性のみなさん、ここ気をつけてね。
「何か私の過去生やこれまでの経緯が視えたりしましたか」と聞くと、ただ優しく微笑むワヤン氏。直感的に「この人何か視えてる・・・？」と確信しましたがそれ以上は聞けない雰囲気だったので。
そして立ち上がった瞬間にはっきりと感じました。
実は私は側湾症で首から背中にかけて神経が圧迫されやすい箇所があるんです。気がつまりやすく血流の流れも最悪。体は常に凝っていてマッサージに週一で通うほどでした。それがこの日をもって解消されました。
もうマッサージにも通っていません。私の場合はエネルギーブロックが詰まりやコリなどが不調の原因の一つだったのです！
あまりにも嬉しくて普段こういうことはしませんが (笑）高額チップを無理やり渡すと彼は
「わかった。わかった。後でもう一度エネルギーを送るから」と言って帰って行きました。
宿に戻るとそれが始まりました。先ほどの繊細で優しいエネルギーとはまた違う、熱を帯びた重厚でパワフルなエネルギーが体内を浄化しているのを感じました。大量の汗が吹き出します。
全て終わると身も心もスッキリと浄化され、生まれ変わったような心地よさを感じながら眠りにつきました。
それから一年後、彼からレイキの伝授を受けるためにバリ島に戻る事になります。そしてワヤン氏からレイキの伝授を受けた直後に魂が覚醒。ウブドでスピリチュアルな不思議体験をする事に。
その時の話はこちら：魂の覚醒体験談〜ハイヤーセルフと繋がる瞬間〜
ジェナナクンダリーニレイキ創始者、ヒーラー、画家。1970年インドネシア・バリ島ウブド出身。
ワヤンはバリ島とオーストラリアで多くの展覧会を開く人気の画家でした。
しかし、ある日彼は病気になりました。食べることも眠ることも出来なくなり、ついには4ヶ月で寝たきりに。
その後、数え切れないほどの医師や病院を訪れましたが現代医療は彼を助けることが出来ませんでした。そしてそのまま衰弱し、最後に彼の家族はクンダリーニレイキマスターを家に呼びました。
彼は施術中に非常に強いエネルギーを感じたと言います。それは深い平和と同時に新しい生命エネルギーが身体にみなぎるようでした。
回復した彼は祈りと瞑想を始め、レイキマスターからこの神聖な知識について学びました。そして現在、世界中から訪れる多くの人々を助けています。
ワヤン氏のヒーリングによって身体に起こる作用は「深い領域からの浄化」です。私たちは子供の頃から今に至るまで心に深く傷を負った時、トラウマという形でエネルギーブロックを作り出し、気づかないうちに「恐れ」や「思い込み」としてマインドに現れ人生に影響を与えます。
そうした負のエネルギーを浄化し、ポジティブで波動の高いエネルギーが新しく身体に入ることにより「癒し」や「自然治癒」が起こるのです。
バリ島でストレスを癒し浄化したい、気持ちや人生が停滞している感がある、気分がもやもやする・・・なんて人が受けるといいのではないでしょうか。