クンダリーニ覚醒体験
今日は自分自身に起こったクンダリーニ覚醒体験と、その後の変化について書いていこうと思います。
私の場合はクンダリーニ覚醒から自分の本質であるハイヤーセルフと繋がり「スピリチュアルな変容への道」を歩き始めることに。肉体レベルでも霊的なレベルでも癒しと自己統合が起こり、生きるのが楽になりました。
クンダリーニは人間の体内にもともと眠っている生命エネルギーであり、性エネルギーです。たいていの人はそれすら気がつかないまま一生を終えるかもしれません。
昔から国内・国外問わず密教系の修行僧やヨガ行者、シャーマンたちの間で秘密裏に扱われてきました。人間の魂が覚醒する一番てっとり早い道ではないかと思います。
クンダリーニが覚醒するとサイキック能力が目覚めたり、ヒーリング能力が強まるなどの理由から瞑想やヨガ、気功やレイキヒーリングをする人たちの間で特に注目されているようです。
ヨガや瞑想でクンダリーニ覚醒をするために多くの人生を費やしている人たちがいる一方で、事故や自然発生的にクンダリーニが覚醒してしまう人たちもいます。
私の場合は エネルギー創始者よりジェナナクンダリーニレイキの伝授を受けてクンダリーニが覚醒しました。クンダリーニ覚醒は必ず修行を積んだ指導者の元でおこなってください。
クンダリーニは第一チャクラ（会陰付近）が覚醒すると目覚めます。そして目覚めたクンダリーニエネルギーはそれぞれのチャクラを順番に覚醒させながら頭頂部の第7チャクラまで上昇。その後脳を突き抜けて宇宙と繋がります。
人間のチャクラと呼ばれるエネルギーポイントには潜在意識が含まれており、クンダリーニの覚醒によって潜在意識がクリアリングされていきます。これによりインナーチャイルドやトラウマなどの不要になったネガティブなエネルギーが浄化され、本来の自分に戻っていくんです。
尚、クンダリーニレイキでは伝授時に７つのチャクラを浄化し開放します。これがとっても重要！エネルギーのつまりを最初から取り除く事によってクンダリーニエネルギーがスムーズに上昇します。エネルギーのつまりがある場合、クンダリーニ上昇時に痛みや不快感が出るかもしれません。
ここから先は個人的な領域です。私の場合はクンダリーニエネルギーがハートチャクラでしばらく停滞していた時がありました。というのはハートチャクラより上にフィルターのようなものがあり、それを突き破ってクンダリーニを上昇させるには多くのエネルギーが必要なのです。
「タントラ」とは愛を創造する行為であり高次のエネルギーでもあります。
タントラを行うパートナーはチャクラが浄化・解放されていることが望ましく、互いを深く信頼していることが重要。たとえ夫婦や恋人であってもタントラを行うことが出来るとは限りません。
なぜならお互いに魂の準備が出来ている事が大切だからです。また、チャクラが完全に覚醒している場合は一人で行うことも可能です。
私は以前バリ島で「タントラエネルギー」の伝授を受けていました。
バリ島からの帰国途中、カンボジアのプノンペンに立ち寄る事に。この時いつもよりもクンダリーニエネルギーを強く感じていました。その日大きなエネルギーが動くようなクンダリーニの上昇を感じた私はホテルの部屋で一時間ほど瞑想し「タントラエネルギー」を体内に蓄えました。
タントラエネルギーが体内にある時、冷たい「氣」と熱い「氣」が混ざり合いながら身体の中を巡るのを感じます。それはまるで冷たい血液と熱い血液が同時に体内を流れるような感覚。
そしてクンダリーニとタントラエネルギーが統合され、一気に上昇。熱いエネルギーが背骨をゆっくりと登っていきます。そして頭部に到達するとしばらく意識がトランス状態に。高熱を出して意識が飛んでいるような感覚です。クンダリーニの昇華がおこりました。
古代エジプトのミステリースクールでは「クンダリーニ」と「タントラ」は覚醒を果たすために一緒に使われていたとも言われています。
その直後からエネルギー「氣」が視覚化されて見えるように。瞑想中に強い光を何度も感じたり、風が吹いているようにエネルギーを感じるようにもなりました。そしてその感覚も日々変化しています。
これも個人的なものですが、参考になればと思い記しておきます。
クンダリーニレイキ伝授直後から身体の奥で微弱な振動がおき、クンダリーニエネルギーによる体内のエネルギーの浄化が始まりました。エネルギーが体内で活性化する時に、敏感な人はエネルギーの通り道で振動を感じるそうです。どうやら自分はそうした振動を感じるタイプのようでした。
そのエネルギーは浄化を進めながらチャクラを覚醒させて行きます。エネルギーはどんどん強まり瞑想中に同心円状にぐるぐると身体が動いてしまうほど。
こんな状態が２か月ほど続きましたが私の場合は痛みや不快感は全くありませんでした。クンダリーニエネルギーは普段ずっと動いているわけではなく、食後や入浴時にブウーンと動き出したりしました。
クンダリーニの上昇は覚醒した後も何度も続きますし、今でも続いています。
クンダリーニ覚醒後は「松果体」が開いてサイキック能力が目覚めるなどと言われています。
私はもともと霊感があり、子供の頃からエネルギー体を見たり感じたりする事がありました。クンダリーニ覚醒後は手のひらから出る「氣」や自分自身が発するエネルギーが煙と光のダストのように視覚化して見えるように。
エネルギーに対する感覚も以前よりも鋭くなり、サイキック能力は元からの能力が底上げされた感じがします。
そしてネガティブなエネルギーが浄化され、波動が上がりました。これにより以前よりも心地よく幸せに生きています。
魂の覚醒後は不安を感じたり、他人と比較して落ち込んだりすることも無くなりました。自分自身でいることに安心感を覚えます。
「クンダリーニを覚醒するとモテる」という噂もありますね。一理あると思います。魂が覚醒すると瞳が輝き顔つきや表情が変わります。肌のトーンが明るくなって若返ったように感じられるかもしれません。生命エネルギーと愛のエネルギーが溢れ、自分のエネルギーと共鳴するような人との出会いが増えました。今自分の周囲には世界中から集まった才能溢れる素晴らしいたちに囲まれていまれています。また、「宇宙の英知」と繋がりインスピレーションが溢れてくるようにもなりました。欲しいものや必要なものがすぐに手に入るようにもなったし望む前に用意されるなんてことが当たり前の世界です。
私は毎日一時間以上瞑想をしています。というのも瞑想からエネルギーを得ていることもあり、もはや食事のようなものでもあります。
瞑想や自分自身の浄化・ヒーリングにより霊性は次第に開花します。時間がない人は15分位でも大丈夫。例えばお風呂に入っている時や美味しいコーヒーを飲んでいる時に目を閉じて自分自身に意識を向けてみてください。呼吸をゆっくり整えて・・・坐禅を組まなくてたっていいんです。
瞑想はマインドを鎮め多くのエネルギーを体内に取り入れることが出来ます。
クンダリーニの覚醒体験は人によって全く違うものになるかと思います。覚醒にいたるまでの方法も人それぞれ。呼吸を深めてあなたの内側のエネルギーの動きを感じてみてください。クンダリーニの覚醒も目覚めの段階の一つにすぎません。
クンダリーニの覚醒から10か月ほどたった頃、新しいエネルギーが発現しました。それはハートから放射され、自分の内側・外側に向かって拡張するエネルギーです。
そして、私の「性エネルギー」と「ハートのエネルギー」が融合したようです。その後、宇宙の根源のエネルギーがハートから放射され、なんだか「愛」を感じます。
瞑想をしているとまるで自分自身がエネルギーでパンパンの風船にでもなったかのよう。ハートからエネルギーが膨らんでいき、同時にあらゆる次元に意識が拡張しながら統合するのを感じます。
以前バリ島でクンダリーニを目覚めさせた翌日に高次のスピリット（ハイアーセルフ）と融合するという体験をしました。
その時の記事はこちら：魂の覚醒体験談〜ハイヤーセルフと繋がる瞬間〜
クンダリーニエネルギーが振動するエネルギーとしたらハートのエネルギーは拡張する性質を持った新しいエネルギーといったところでしょうか。この二つのエネルギーは全く違う物です。やがてそれらは融合します。
私の場合はクンダリーニが覚醒し、ハイヤーセルフと融合してからも魂と繋がっている感覚はありませんでした。不思議な事に高次の自分であるハイヤーセルフの方が自分の魂よりもよっぽど近く感じるんです。
私は子供の頃から自分の心と肉体が噛み合わないようなちぐはぐな感覚を持っていました。本当の自分はこんな容姿ではなく、この身体は自分じゃないような・・・そんな感覚。心と身体の不一致という意味では性同一性障がいを持つ人の違和感がわかる気がします。
ある日、瞑想中に自分の魂を繋ぐワークをしたところボディ・マインド・スピリットそれに魂が繋がりました。その瞬間、魂からの愛のエネルギーがハートから全身に注がれ振動が流れ出し、15分ほどの間、手や足の指先までビリビリしていました。
魂が繋がってからの私はようやく自分の身体と心がありのまま受け入れられるようになりました。あの時の魂からの愛のエネルギーが、強すぎる自己否定を消してくれたのかもしれません。
宇宙は拡大し続けています。私たちのハイヤーセルフが成長し、拡大し続けるように私の意識も現在進行中で多次元的に広がりをみせているようです。
クンダリーニの覚醒は私たちが仏教でいうところの「空」の状態である「ハートの空間」にたどり着くこと、そしてエゴを洗練させて思考からハートに意識を移して生きていけるようになるための一つの方法ではないでしょうか。
ある日、瞑想をしていると意識が肉体を離れ、次元間のポータルに入っていきました。そこで私がみたものは、私たちの「本体」にあたる物でした。今私たちが自分と信じているもの（魂の器であり肉体）はアバターに過ぎず、コンピューターの演算式のような数式によって表される現象を個人の人生として地球上で体験しているという事実を知りました。それは今私たちが生きている「この世界が幻想で出来ている」事を見させられるような体験でした。
ようやく現実創造が出来るようになり、思うがままに人生をたっぷりと楽しんでいた時期だったので「この世界で体験する事は最初から数式で出来ていてそれを体験しているに過ぎない」といった事にかなりショックを覚えました。そして自分自身のエゴが崩壊し、しばらくは呼吸をすることしか出来ませんでした。
その後、新しい意識次元に合わせてエゴが再形成され日常に戻ってきました。しかし、あれを体験してからこの世界にどっぷりと浸かることはもう無くなりました。例えばアイスを食べても以前は「美味しい♡」と感じていた事が、今は「臨場感あるな〜！」といった具合に。アバターである自分を内側から体験したり、外側からそれをみたりするような、、もしかしたら、ハイヤーセルフの視座にも近いかもしれません。人として囚われるものが少なくなって、より魂がやりたいことしかやらないような。でも自分好みのライフスタイルで自由で豊かに生きていられるんですよね。一般的な人の感覚では「変わった人」に見えるかもしれませんが。
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