ハワイに伝わる問題解決法「ホ・オポノポノ」に関する本を書店で見たことのある人は多いかもしれませんね。「４つの言葉」を唱えるだけとシンプルでいて奥が深い「ホ・オポノポノ」を日常生活に取り入れてみませんか？誰でも簡単に出来るんです！
元々は数百年も前からハワイに伝わる問題解決法。ハワイでは心の平和を取り戻すためには「命の源」である宇宙（神聖なる存在・神聖なる知能）と一体化してインスピレーションを得なければならないとされてきました。そして仲間内で問題が起きた時には皆で話し合って心を収め問題を根本的に解決してきました。
現在書店で見かける「ホ・オポノポノ」に関する本はイハアカラ・ヒューレン博士によって書かれたものが多くあります。故モーナ・ナラマク・シメオナ女史が自らの力で問題を解決出来るよう進化させた「セルフ・アイデンティティ・スルー・ホ・オポノポノ」について「４つの言葉」と共に紹介されています。
潜在意識とはインナーチャイルド（内なる子ども）とも言います。自分が経験したことだけでなく、世界が創生されてから全ての記憶が蓄積されています。つまり、過去生の記憶もここに含まれています。
超意識とはハイヤーセルフとも呼ばれています。（他にも呼び方は色々あります）宇宙と人間の潜在意識を結ぶ高次の自分自身を指します。
ホ・オポノポノでは４つの言葉を唱えることで潜在意識の記憶を浄化していきます。それによって超意識を通して宇宙につながることによって得られるインスピレーションを使って生きることを提唱しています。
私たちが何かを体験している時、それは記憶の再生に過ぎません。ホ・オポノポノでは何かを体験している時、４つの言葉を唱えて潜在意識のクリーニングをしていきます。
例えば傷ついた過去の出来事をふと思い出した時に「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛してる」と唱え潜在意識の記憶をクリーニングをします。この言葉はあなたのインナーチャイルドつまりあなた自身にかけてください。
また、「愛してる」という言葉には上３つの言葉の意味も含まれます。「愛してる」と唱えるだけでも十分効果があります。
４つの言葉はあなたの「過去の記憶」「インナーチャイルド」もしくはその両方に対して唱えてください。他人に対して言うのではありません。言葉は波動を持ち、あなたの潜在意識の領域に広がり細胞の一つ一つに浸透していきます。
困難な状況をホ・オポノポノで浄化するときは頭で考えないで。私たちの潜在意識の領域は生まれてからの記憶にとどまらず、過去生からの記憶や家族や祖先の影響を受けています。そのため自分の中に原因を探しても見つけることは困難です。ホ・オポノポノを行う時、何も考える必要はありません。
ゼロの状態とはゼロポイントとも呼ばれる悟りの境地で仏教でいう「空」の状態。潜在意識の記憶やインナーチャイルドを浄化していると自分自身が整ってきます。欲や執着を手放し宇宙に委ねる準備が整った状態になります。
私たちの潜在意識には生きている限り毎瞬記憶が蓄積されていきます。インナーチャイルドの癒しが終わった後も潜在意識の記憶の浄化は必要です。ホ・オポノポノは生きている限り続けることが望ましいのです。
潜在意識の記憶を浄化することで、あらゆる苦しみや困難を手放すことが出来ます。これは仏教で言うところの「悟りの境地」にたどり着いた状態です。
例えばあなたの貯金が10万円あるとします。「10万円しか貯金がない」と考え来月の支払いを想像し不安になったり、なぜ今までお金をこれしか貯められなかったのだろうと思いを巡らせるのは「潜在意識のお金の記憶」を再生している状態。マインドは過去や未来をさまよい不安に駆られています。
これに対して「何も感じない」のは「潜在意識のお金の記憶」が浄化された状態。お金に対して心が動かないので、金額にかかわらず不安になることもなければ高揚感を感じることもありません。
「物事に心を動かされる」のは潜在意識の記憶を再生しているにすぎません。記憶を浄化することで心が動かされることがなくなっていきます。
潜在意識の記憶が浄化されると本来の自分で入られます。ハイヤーセルフや超意識と呼ばれる高次の自分と繋がりが強まり宇宙と繋がることが出来ます。そして宇宙やハイヤーセルフからのインスピレーションを得て人生を展開するように。ホ・オポノポノをすることで心が静まりインスピレーションに従って生きることが可能になります。