こんにちは。ヒーラーのサヤです。皆さんは「ハートの力」を意識したことはありますか?日頃からハートよりもマインド重視の現代人の私たち。「心に従う」ことで自分の魂が求める生き方が出来るようになるんです。今日は「ハートの声」を無視して生きてきたこれまでの私の失敗談と、ハートの大切さに気づいてからの変化について語ります!
私たち人間には本来「ハートの力」というものが備わっています。古代から多くの民族、部族、宗教の中でその力について語り継がれて来ました。ハートの持つ力のひとつに私たちに魂からのメッセージを伝える役割があります。
しかし、現代の日本を生きる私たちはハートよりもマインド重視の教育を受けて来ました。そのためハートで感じることを軽視したり、心と体の調和がきちんと取れていないためにハートで感じることさえ難しいことも。ここでは後ほどハートの力を取り戻す方法をご紹介します。
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私たちは仕事をし、生きていく中で日常的にマインドフル回転で生活している人が多いように感じます。マインドは言葉や文章を考えたり、計算をしたりなど脳の指令を身体に伝える大切な役割をする一方で、ネガティブな思考になりやすいなどクセを持っているもの。マインドは悪者というわけではありません。しかし、多くの人がエゴやマインドに振り回されているのも事実です。
エゴとは人間が生きていく上で他人を犠牲にしてでも自分自信を守ろうとする性質で防衛本能のようなもの。また、変化を嫌い現状維持をしようとする性質も。(ホメオスタシス)
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多くの人々はエゴやマインドを重視して行動をとってしまいます。それが「ハートの声を聞く」「自分の内側に耳を傾ける」など自分の魂から向けられる情報を受け取ることが難しく感じる原因に。
ヘルシーなマインドで「あ、今のはエゴだな」とか「私のハートはこうしたいって感じてる」なんていう風に自分自身の内側の声を聞くように気をつけたらマインドに支配されることもなくなっていきます。
ここではハートの感じ方の具体例を挙げていきたいと思います。この中のいくつかのパターンはみなさんも心あたりがあるんじゃないでしょうか。
こんな風にハートで感じる時は「フィーリング」で受け取ることが多いと思います。頭で考えることが当たり前になってくると「フィーリング」に従うのって抵抗があるかもしれませんね。
私も最初はそうでした。でも「フィーリング」を無視したばかりに人生での失敗を繰り返してようやく気がつきました。マインドではなくハートが正しいということに。
これは私の人生最大の失敗。これ以上の失敗はもうないと願いたい!
結果を先に言うと、数年前に海外でビジネスをしていた知人の外国人男性に傾いた彼のゲストハウスの経営再建のため出資を迫らました。これはヤバイ匂いがする・・・と思いつつも断れずに共同経営者になるも、最後は騙されるような形で全財産を失うという身も蓋もない話。
実は10年以上前、初めて彼と道端で出会った時にハートからの警告がありました。それは「この人と関わると泣くことになる」というメッセージ。
当時の私は霊感こそあれど現実主義者でスピリチュアルな物事をあまり気にかけるタイプではありませんでした。
初対面の相手に対してこういった警告を受けたり、その人が過去にしてきた事が(例えば人を殺した事があるとか自殺未遂をしたとか)情報としてダウンロードされるような事はよくありました。それを尋ねると本当に当たっていて当の本人がびっくりみたいなことは何度もありましたが。
しかし、エゴやマインドばかりを使って来た私はこうしたハートの声に耳を傾けませんでした。男性経験も少なく若かった私は若手実業家のこの男性を好きになっていました。
結局この男性と付き合ってみてもプレイボーイの彼にとって私との関係はただの遊びでした。精神的にも良くないので彼のことは連絡を返さずに数年放置。
ある日アメリカのパワースポットであるアリゾナ州セドナに旅行に来ていた私は現地霊能者のセッションを受けることに。ちなみにセドナは世界的に有名なスピリチュアルな観光地。石を投げればヒーラーに当たるといわれるくらいスピ業界関係者が多い土地です。
それは私のいつも身につけている腕時計から私のエネルギーをリーディングして過去や未来を透視するといった内容。彼女は私の過去の多くを言い当て、最後に例の彼が近いうちに連絡をしてくるから絶対に関わってはいけないと言いました。
その霊能者が言う通り、しばらくすると彼から連絡が。いつもは無視するのにこの時ばかりは懐かしさもあって昔のように会話をしている自分がいました。
実はその時彼のいる国に妹と旅行に行く予定があったんです。昔のほとぼりも冷めた頃。そろそろ普通に会っても大丈夫かなと思い、彼にお土産を準備していると突然それは始まりました。
心臓のあたりがずんっと重苦しくなるんです。それは私が彼のことを考えるたびに繰り返し起こりました。こんな経験は初めてで、全く意味がわかりません。
この時もハートの警告を無視して彼に会いました。数年のうちに彼は事業で成功し、ゲストハウスの他にレストランや旅行会社、サッカーの実業団チームまで作り自分も選手としてプレーしていました。
そんな彼の成功に憧れ自分も起業し経営者として成功したいと強く思うように。この頃から発展途上国にビジネスチャンスを求めて一人で視察旅行に出かけるようになりました。
それからまた月日が経ち、年に数回ほど「途上国でビジネスチャンスを見つける旅」をしていました。ある日彼の国を訪れた際、彼にに自分のビジネスプランを相談してみることに。
この時彼からタイのバンコクでゲストハウスを運営してくれるオーナーを探していたようでそれを私にやらないかという話が。あまり気は向かなかったんですが好奇心で物件だけ見せてもらうことにしました。
この時私のハートはこの物件のことを考えると不安を覚えドキドキバクバクしていました。もう、嫌な感じしかしないんです。幸運なことにこの話はまとまらずに流れてしまいましたが。
それは私が彼のビジネスパートナーになる7 年も前に見た夢。その頃私は彼と付き合うも、彼が他の女性を追いかけている気配を感じていました。その女性の顔は度々彼のFacebookに登場するので覚えていたんです。
夢の中で私とその女性は彼の所有するゲストハウスで働いていました。彼と彼女は幸せなカップル。なぜか自分が全財産をつぎ込み、彼らに全てを捧げながら一緒に仕事をしているといった妙にリアルな夢でした。そしてそれは現実に。
一時はうまくいっていた彼のビジネスもかなり傾いていたようです。彼はお金持ちの女性と一度結婚するも子供が生まれないことが原因でうまくいかず別居。その奥様に財産を持って行かれてからビジネスの転落が始まりました。
彼は私が夢で見た女性との間に子供をもうけ彼女をゲストハウスで働かせていました。彼らはお金に困っていて、子供に飲ませるミルクもないとこぼしていました。
彼らに対する同情心もあり、なんだかんだ断れずに結局彼のビジネスパートナーとして一緒にゲストハウスを経営をすることに。仕事を通じて多くのことを学びましたが同時に多くのものも失いました。
そして全てを失ってから人生の転機が訪れます。何もかも失ってボロボロの時にバリ島で一人のヒーラーと出会い、彼から多くのことを学びました。
その一つが「自分のハートに従うこと」。ああ、本当にその通りだなって今までの自分を振り返って反省。それからは自分自身の内側とつながり「ハートの声」を聞く練習から始めました。今ではハートに従って動くようになり、思い通りに生きられるようにも。ビジネスなど物質的にもマインドで考えていた時よりもスムーズに物事が運びます。
一時は無一文になった私ですが、少しずつ元気を取り戻して再び自分のビジネスを立ち上げます。今度は最初から資本金を投入するなんてことはしませんでした。少額の資本でできるネットショップで自然食品の販売をし始めると軌道に乗り、今では世界中の好きな場所でパソコン一つで仕事が出来るようになりました。一年のうち半分を地中海近郊やバリ島で過ごしています。
今回のは極端な例かもしれませんが、みなさんも「ハートの声」を意識してみてくださいね。人生が好転するかもしれませんよ。