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バリ島のブラックマジック【黒魔術】とヒーラー達の戦い

バリ島のブラックマジック【黒魔術】とヒーラー達の戦い

バリ島をはじめ、インドネシアには「ブラックマジック」と呼ばれる黒魔術が存在します。そしてそれを解く「ホワイトマジック」(白魔術)の存在も。偽物も一定数は存在しますが、シャーマンや「バリアン」と呼ばれる黒魔術師や白魔術師は、一般的に知られる存在です。

バリ島ウブドにブラックマジックをかけられた地元の人たちが連日訪れる、瞑想センターがあります。

はじめは地元の人たちに瞑想を教えるために創られたコミュニティーでした。ある時ブラックマジックにかかった人が訪れた際、施設関係者がブラックマジックの浄化をしました。

彼の力は本物で、噂が噂を呼び多くの人たちが訪れるように。今では毎晩複数のシャーマンやヒーラーたちが、ブラックマジックの浄化やヒーリングを行っています。

今回は私がこちらの施設で実際にブラックマジック(黒魔術)の浄化ヒーリングを行う中で、経験した事をシェアしていきたいと思います。

バリ島ブラックマジック

黒魔術とは文化人類学で定義される邪術とほぼ同義とされる。黒呪術ともいう。他人に危害を与えるための技。不道徳な魔術を呼ぶ際の蔑称。自己の欲求・欲望を満たすために行われる魔術のこと。

通常、呪術で悪霊の力を借りるなどして相手を呪う術は全てこれにあたるとされる。また、自分の側に不都合な魔術は全て黒魔術とする分類もあり、「自分にとって認められないもの」という以外に厳密な用法はない。

対になる概念に白魔術がある。しかし魔術について「“白”や“黒”といった浅はかな分け方をすべきではない」という考え方もある。黒か白かを決めるのは魔術を行使する術者の意思であり、術の使い方次第で黒にも白にもなるのである

Wikipediaより参照

ブラックマジックとホワイトマジック

ブラックマジック(黒魔術)のエネルギーは術者の想念によって創られたエネルギー体です。

ブラックマジックを扱う術者は通常、アストラル界と呼ばれる低い次元に存在するスピリット(意識体)と繋がっている場合が多く、このスピリットを用いて術をかけます。しかし、このスピリットも人間に都合良くタダ働きをしてくれるわけではありません。術者は代償を支払う事になります。

また、ブラックマジックは一般人でも「黒魔術の道具」があればかけられます。この場合、術者によってスピリットを入れられた何だかの道具を使用します。この「道具」を作る時、術者にリスクがかかります。スピリットのオーナーになるブラックマジック使用者にも相応の負担がかかります。

バリ島のブラックマジック
撮影用に現地シャーマンから拝借したお仕事グッズ

ブラックマジックの種類

  • 人を病気にさせる(殺す)ブラックマジック
  • 人をコントロールするブラックマジック
  • 人の気を狂わせるブラックマジック

これに対抗するホワイトマジック(白魔術)では、ブラックマジックの解除や浄化、ヒーリングや波動調整などエネルギーをポジティブな方向に使います。

ホワイトマジックを扱う術者は人にもよりますが、宇宙の源のエネルギーや高次元の意識体と繋がっている場合が多く見られます。

ホワイトマジックを扱う術者は常にエネルギーが浄化された高波動の状態で、エゴを捨て、なるべく純粋な愛のエネルギーを保ちながら生きる必要があります。また、高次元の存在と繋がることは魂の成長を加速させます。

また、ブラックマジックとホワイトマジック両方を扱う術者も存在します。

例えば生まれつき能力を持ち、ブラックマジックに精通していた術者が魂の成長とともに波動を上げて、ホワイトマジックを扱うようになるなど。アストラル界のスピリットを従えながら、高次元の意識体と繋がる事が出来る術者もいます。

バリ島のブラックマジックについて

よく「バリ島のブラックマジックはバリ島の中でしか効かない」「島を一歩出たら効力を失う」などと言われています。しかし、エネルギーワークに国境はありません。「5日間のみ有効」など、効果に時間の限界はあるようですが。

また「バリ島のブラックマジックはバリ人にしか効かない」「外国人には効きにくい」と言われます。人種と言うよりも、心が不安定な状態で「ブラックマジック」という概念を強く信じる人ほどかかりやすい傾向はあるようです。あとは術者の能力次第。

こういった事はホワイトマジックなどの他のエネルギーワークにも共通します。クライアントとヒーラーの信頼関係が強い方が、ヒーリング効果は増します。

バリ人の中には、ブラックマジックにかかっていると「自己暗示」状態の人も見られます。被害妄想など人間が持つ思い込みの力は凄まじいもので、ネガティブな方向に自分自身を合わせていまっている状態。こういう事は誰でも日常的にあるかもしれませんね。

ブラックマジックにかかりやすいのはこんな人

  • ブラックマジックを信じている
  • 疲れている
  • 不安や恐れを抱いている
  • エネルギーが落ちている
  • 精神的に不安定な時
  • トラウマやストレスを溜め込んでいる

ブラックマジックから身を守る方法

これはブラックマジック解除の現場でヒーラーが実際に気をつけている事でもあります。

クライアントの体内から出てきたブラックマジックのエネルギーにヒーラー自身が襲われる事があるため、私たちは施術中は常にジョークを飛ばしたり、笑い合いながらホワイトマジックを使います。恐れや不安を持つとブラックマジックに攻撃されやすくなるためです。

白魔術・黒魔術を使うシャーマン直伝の、ブラックマジックから身を守る最もシンプルな方法です。他にもマントラを唱えたりします。

  • 波動の高い状態で生きる
  • ポジティブで健康的な思考を常に保つ
  • いつも笑って明るく楽しく過ごす

黒魔術師の報復

それは私がバリ島ウブドの瞑想施設で修行の一環としてブラックマジックの浄化ヒーリングを毎晩していた時の話。

実は、ブラックマジックの浄化はリスクの高いヒーリングです。浄化中にクライアントの体内から出たブラックマジックのエネルギーがヒーラーに襲いかかってくることもあれば、黒魔術師の報復を受けることもあるからです。

本物の黒魔術を扱う人間は、まず表に顔を出しません。それは名前や写真から身元を特定されると、同業者から遠隔でエネルギーの攻撃を受けるため。黒魔術師と白魔術師の間で争いはよく起こります。この業界、実力の無いものは死に追いやられることは珍しくありません。

ちなみにブラックマジックにもグレードがあります。手軽にかけたであろう、チープでカジュアルな感じのものから「これかけた人、本気で殺しにかかってるな・・・」っていう(多分高額であろう)匠の一品まで。

ある日の夜、私たちは非常に強いブラックマジックの浄化をヒーラー4人、シャーマン1人のチーム体制で行いました。セッション中はガタイの良い中年女性が死にもの狂いで暴れるので、私は何度も吹っ飛ばされ、身体中アザだらけ。

その日のセッションが終わる頃には私たちヒーラーチームはぐったりと動けなくなりました。暴れる体格の良い中年女性を長時間押さえつけるので、全員体力を消耗し切っていたんです。

その日の夜から異変が始まりました。

夜中にどこからともなく、男性が大声で泣き叫ぶ声が聞こえるんです。どういう訳か、寝ているうちに体内のエネルギーをごっそりと持って行かれたような感覚も。こんな事が毎晩続きました。普通の人ならエネルギーを失い続けて病気になったり、亡くなるかもしれません。

一緒に活動しているシャーマンに相談すると、どうやら私のエネルギーを狙ってアストラル界のスピリットが周囲を飛んでいるらしい。

そしてブラックマジックに関わると、こんなことは日常的に起こるとのこと。夜中に名前を呼ばれて霊的な何かに首を絞められたりとか!全ては黒魔術師の報復です。シャーマンの彼は子供の頃から他の黒魔術師と戦ってきたことを話してくれました。

黒魔術師の報復は数日間続きましたがある日、アセンデットマスターと呼ばれる高次の存在のサポートがあり全ては終わりました。

私は主にアセンデットマスター「クツミ」からサポートを受けています。その日クツミから高次のエネルギーが大量に流れてきて、波動が数段階一気に引き上げられ、トランスのような感覚が15分ほど続きました。それが終わると、アストラルのスピリットが私の周囲に表れることはなくなりました。

それから数日後、例の暴れる中年女性がまた施設にやってきました。再び強いブラックマジックをかけられて・・・

ブラックマジックを操る少年

これはバリ島のあるシャーマンの物語。

シャーマンとして恵まれた環境にいた彼は、子供の頃から瞑想修行を始め、バリ島の他のシャーマンやヒーラーたちよりも高いスピリチュアル能力を誇っていました。

しかし、シャーマンとはいえ彼も普通の男の子。10代前半から夜遊びを覚え、クラブでお酒を楽しむような不良少年でした。

ある日、彼は親友と食事を一緒にする約束をしていましたがドタキャンされ仕事で行けなくなったと連絡が。しかし、元々約束していた場所に彼が行くと、他の友人と食事をしている親友の姿が。

彼は嘘をつかれて約束をドタキャンされたことに怒って、親友と大げんか。さらに怒りが収まらず、親友にブラックマジックをかけてしまいました。その男の子は原因不明の病気になり歩くことも出来なくなり、それは3年間続いたそうです。

最後は親友のことを哀れに思い、彼はブラックマジックを解除しヒーリングをし始めました。次第に親友の病気も治り、歩けるように。

その後、改心した彼はもうブラックマジックは扱いません。シャーマンとして、彼の親友はヒーラーとして多くの人たちを助け、今も仲良くつるんでいます。

最後に

バリ島には多くのバリアンやシャーマン、ヒーラーなどの術者がいます。ガイドブックに掲載されるような名の知れた人から知る人ぞ知る実力者、能力の乏しい人、偽物まで・・・こうした人たちに会う際には、信頼出来る人からの紹介などで会いましょう。

くれぐれも「自称バリアン」などにはついていかないように!中には「君のオーラの状態は不安定。僕がヒーリングしてあげる」なんて言ってくる「自称ヒーラー」もいるようです。特に観光地では気をつけて下さい!

本物のヒーラーは乞われた相手にのみヒーリングをします。自分のエゴやおせっかいでヒーリングをしても、良い結果にはならないからです。

有名なバリアンでもみんなに同じことを言う人、多いです。みんながかけて欲しい言葉って結局一緒だからでしょうか。「大丈夫。あなたの未来はとても明るい」みたいな感じで